その夕張メロンの最高峰にいるのが“特秀品”です。
おそらく見たことがない人のほうが多いと思います。
共撰メロンの証である北海道マークの中に燦然と輝くように印刷されてある「特秀」マーク。
形のよさ、ツルの付け根までびっしりと細かくかかるネット。実入りがよく、割ると種のところが小さく、皮が薄い。
食べるところがたくさんあり、皮の縁(へり)まで濃厚に甘い。
しかし、その甘さはちっともクドクはなく、上品(エレガント)な香りと甘さで、後を引くうまさです。
“特秀品”はいつもあるとは限りません。
一番でるのは6月でそれも気候条件や畑のじ状態がよっぽど良くないと“特秀品”はでません。
すべての好条件が出揃って初めてポロッとでるのが“特秀品”です。